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◎赤ちゃん一人ひとり、うんちは異なります
生後1か月を過ぎると、赤ちゃんのうんちの回数は減ってくることが多いようです。ときには2〜3日排便がなく心配するお母さんも。でも、赤ちゃんのうんちは食べたものや体調、その子の体質にもよって、回数も色も形も変わるもの。母乳やミルクをよく飲んで体重も増え、元気な様子であれば、心配しなくてよいでしょう。
◎この頃の便秘
赤ちゃんは生まれてしばらくの間、消化や吸収の働きが未熟だし、腸の動き、肛門のしまり、腹筋の力などが十分でないので、1日の便の回数は結構多いものです。しかし次第にそのような働きも発達してくるので、便の回数も少なくなり、2か月頃からはむしろ便秘の傾向になることがあります。その原因は、消化吸収の働きが進むので便の量が少なくなる、肛門に閉じる力がつく、しかも大人のようにいきんで便を出すだけの力がないなどです。その頃の赤ちゃんのお腹がふくらんで見えるのは、腹筋に力がないからです。
そのようなことから、便秘の心配が多くなりますが、3〜4日出なくて心配なら、浣腸してよいでしょう。そのうち寝返り、お座りなどで腹筋に力がついてくるころになると、次第に便秘も治ってくるのが普通です。そしてやがて離乳食へとうつっていきます。
◎便秘で不快にならないような工夫を
離乳食をスタートしたら、食べ物や飲み物で便秘を調節してあげられます。離乳初期(5〜6か月頃)は、繊維の多いサツマイモや豆類、緑黄色野菜に加え、バナナやヨーグルトなども取り入れてみましょう。離乳中期(7〜8か月頃)になったら、少しずつバターやマーガリンを使うなど、適度な油脂分もとるようにしてください。またこの頃からは、海藻類を取り入れるのもよいでしょう。
食べ物ばかりでなく、毎日適度に運動して体を動かすことも便秘解消には大切です。お散歩や外気浴も欠かさないでください。「出そうなのに出ない」ときは、市販の浣腸を使ったり、ベビーオイルをつけた綿棒を肛門から2センチくらい差し込んでお尻に刺激を与えてもよいでしょう。うんちは本来「出たら気持ちがいい」ものです。頑固な便秘のせいで赤ちゃんが不快にならないよう、工夫してあげてください。
◎こんなときは病院へ
もし肛門が切れてうんちに血が混ざっているときなどは、ぬるま湯で洗い、ワセリンなどで傷口を保護してください。その後、病院で塗り薬をもらいましょう。また、浣腸をしないと何日もうんちが出ず、苦しそうなときは、腸や内分泌の病気の可能性もあります。その場合はすぐに医師に相談を。
うんちが出ても、粘液が混じっていたり、腐ったような匂いがした場合も、やはり早めに医師に相談すると安心ですね。
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