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◎赤ちゃんの手が届くところに「飲み込むもの」がない状態に
生後8か月を過ぎ、ハイハイやつかまり立ちができる頃になると、赤ちゃんは本能的に手にしたものを何でも口に入れて確かめたくなります。これは赤ちゃんの発達段階の一つ。3歳くらいまでは、とくに異物を飲み込まないよう家族の方の注意が必要です。日本の家庭は、床に座る生活スタイルが多いため、危険なものが赤ちゃんの手の届く範囲にたくさんあります。飲み込んではいけないものは、手の届かないところに置くように気をつけてください。
また自宅だけではなく、パパママの実家や親戚の家など、日ごろから赤ちゃんのいる生活に慣れていない場所でも注意が必要。とくに人数がいつもより多くなるときは、「誰かが見ていてくれる」と一瞬目を離したすきに事故が起こることもあるのです。
◎お母さん自身があわてないで!
赤ちゃんが何かを飲み込んでしまったら、まずは落ち着いて、状況を正確に把握しなくてはなりません。まず赤ちゃんのようすを見ながら、何をどれくらい飲み込んだのか確認します。そして基本的な処置として、なるべく早く水を飲ませて、指で赤ちゃんの舌の奥を押さえて吐き出させます。ただし、口や唇がただれていたり、赤ちゃんの意識がないときは、絶対に吐かせようとしないで、すぐに病院に連れて行きましょう。石油類・強酸性・強アルカリ性のもの(ガソリン、トイレ洗浄剤、カビ取り洗浄剤、マニキュア除光液、衣類用ナフタリンなど)は、無理に吐かせると喉の粘膜を傷めたり、むせて肺に入ってしまうこともあり危険です。
◎タバコ、薬、ボタン電池は必ず病院へ
誤飲のなかで多いのが、タバコ、医薬品、化粧品。タバコは赤ちゃんの周りで吸わないことが予防の第一歩です。とくに、缶ジュースなどを灰皿代わりにするのはとても危険。溶け出したニコチンを赤ちゃんが飲むと中毒になる可能性もあります。また医薬品も大人が飲んでいるのを見て、食べ物と思って口に入れてしまうことが。成分や量によって危険度も異なりますので、タバコ、医薬品の誤飲の場合は、すぐに病院へ電話連絡をし、処置を仰いでください。
また、コインやボタン電池がソファやじゅうたんの下に落ちていて気がつかないこともあります。掃除の際は細部にも気を配ることが大切ですね。コインは便に出てしまうことが多いですが、呼吸がおかしいときは必ず医師の診察を受けてください。ボタン電池は電気反応を起こしたり、やけどをすることもありますので、ようすが普通でも必ず病院へ連れていきましょう。
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