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赤ちゃんのヘルスケア

ケガ・病気・アレルギーのとき

季節の変わり目に気をつけたい、気管支ぜんそく

◎ゼイゼイ、ヒューヒュー。まずは医師の診察を
日中はぽかぽかと暖かい日でも、朝夕の風が冷たくなってくると、「ヒューヒュー」「ゼイゼイ」といった息や咳をする子どもが増えます。「ぜんそくかしら」と心配されるお母さんもいるでしょう。1歳以下の赤ちゃんの場合は気道が狭いため、風邪を引いて少しでも気道に炎症を起こすと、このような苦しい息や咳をすることも。これは症状から「ぜんそく性気管支炎」と呼ばれ、激しい発作や呼吸困難を起こすことはありません。しかし「ぜんそく(小児ぜんそく、気管支ぜんそくはほぼ同じ意味で使われます)」と症状が似ていて間違えやすいので、自己診断せずにまずは医師の診察を受けることが大切です。

◎家庭内から原因除去を
ぜんそくは、気管支がアレルギーなどで過敏になり、咳や息苦しさを伴う発作を繰り返す病気。気象病とも呼ばれ、春先〜梅雨時期、ダニの死骸が多くなる夏過ぎ、台風の来る9〜11月に発症が多くなります。また、苦しい発作や呼吸困難の症状は、夜中の2〜3時ごろ、冷え込んだ明け方などに起きやすくなるようです。ダニやほこり、ペットの毛以外にも、花火やたばこの煙など気管支を刺激するものや、ストレスも発作を起こしやすい状態に。また、風邪やインフルエンザが引き金になってぜんそくを発症する場合もあります。

ぜんそくを事前に防ぐ、また重症にならないためにも、ぜんそくの原因を除去する努力をしましょう。ペットの飼育はなるべく戸外で、また家族は屋内での喫煙を極力避けるようにするといった努力で環境を整えることが大切です。布団は天気のよい日はなるべく外気に当てて、さらに掃除機でほこりを吸い取りましょう。ぬいぐるみやカーテンも同様に。また床掃除も、ほうきはほこりが舞うことにもなるので、掃除機の使用がおすすめです。フローリングには濡れ雑巾で雑巾がけも。体内の抵抗力を高め、心肺機能の発達を促進するために、肌をこすったり、腹式呼吸、水泳などの運動もよいでしょう。早寝早起きで睡眠をしっかりとって、ストレスや疲れを蓄積させないことも大事なポイントです。

◎長くつき合っていく病気
発作が起きたときには、息がしやすいように服をゆるめて上体を起こし、背中をさすったり軽く叩いてあげましょう。それから冷たい水を飲ませると神経が落ち着いてきます。もし可能であれば、腹式呼吸をゆっくりさせると楽になります。発作止めの薬があればそれを与え、症状が続くようだったら医師の診察を受けましょう。

小児ぜんそくは、中学校にあがるころ、遅くとも成人になる頃までには自然に症状がなくなるというケースが多いようです。しかし大人になっても症状を持ち越す人や、大人になってから再発するという人も。いずれにせよ、風邪のように数日の休養と薬で治る病気とは違い、長くつき合っていく病気です。また、発作の症状や経過、きっかけ、薬の効き方等、個々人で異なるもの。おうちのかたは子どもの症状をメモに取るなどして把握し、その都度医師に伝えるようにしましょう。


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