



 赤ちゃんの皮膚は大人の約半分の薄さで、外からのバイキンを防ぐためのバリア機能もまだ低い状態です。体温は大人よりも高いため汗をかきやすく、新陳代謝が活発。だから汚れがたまりやすく、トラブルが発生しやすい要素がたくさん! さらに腎臓の機能も未熟で水分も失いやすいため、しっかり保湿をして補ってあげなくてはいけません。こまめなスキンケアで、ピカピカのお肌を保ってあげましょう。

赤ちゃんの肌を清潔に保つのがスキンケアの必須条件。そのために、沐浴・入浴はかかせません。生後1か月ころまでは体の抵抗力が弱いので、ベビーバスなどで沐浴をしてあげましょう。毎日、できれば決まった時間に入れてあげると、赤ちゃんの生活リズムも整います。授乳後1時間を目安にすると、うんちをしたり吐いたりすることが少ないでしょう。
生後2か月ころからは、大人と一緒に入浴をしても大丈夫。手順は沐浴の場合と同じですが、体を洗うのは湯船の外で。あぐらをかいて、赤ちゃんをその上に置いたり、赤ちゃんいすを購入して寝かせたり、大きくなったらお座りさせて洗ってあげましょう。
●沐浴のやり方
沐浴は体力を消耗しますから、入ってからあがるまでの時間は5分程度を目安に。慣れるまでは手早くできませんから、手順にあまりこだわらなくてもいいでしょう。汚れがたまりやすい頭、おしりは毎回必ず洗い、それ以外は毎日違う部分を重点的に洗ってあげましょう。
ボディソープやシャンプー、沐浴後のスキンケア用ローションなどは、赤ちゃんの肌にやさしい、薬用でパラベンなどの防腐剤を使用していない低刺激なものを選んであげるといいですね
【準備】
- ・部屋または浴室を暖かくします。ベビーバス、洗面器、湯温計、バスタオル、ガーゼ、沐浴布、ボディソープ(ベビー用石けん)、シャンプーを準備します。
- ・肌着、ウエアはそのまま着ることができるように、重ねてセットしておきます。さらに、おむつ、綿棒、スキンケア用のローションなども用意しておきます。
- ・ベビーバスにお湯を入れます。お湯は湯温計で測って38〜40度のぬるめにしましょう。同時に洗面器に上がり湯も準備します。
【顔・頭を洗う】
- (1)手早く赤ちゃんを裸にして、沐浴布で包み、片手で首を支え、片手でおしりを支えて、足からそーっと湯船に入れます。
- (2)ぬらしたガーゼで顔をさっとふき、ボディソープで(石けんを使うときは、よく泡立てて)顔を洗い、ガーゼでふきとります。眉毛は皮脂がたまりやすいので念入りに。耳の後ろも忘れずに。
- (3)頭をぬらして、シャンプーで頭を洗います。頭も皮脂の分泌が盛んなのでしっかりと洗い、お湯ですすぎます。
【体を洗う】
- (4)首からわき、おなか、股、足を洗います。首はしわをのばして、わきも汚れがたまりがちで忘れやすいところ。おなかはやさしく、股のくびれの部分もしわをのばして。手のひらにゴミを握っていることも多いので、手のひらは下向きにして開かせて洗ってあげましょう。
- (5)赤ちゃんのわきに手を入れて支えるような感じで後ろ向きにして、うなじ、背中、おしりを洗います。特に汚れでトラブルをおこしやすいおしりは念入りに。
- (6)赤ちゃんを前向きに戻し、しばらく温めてあげましょう。余裕があれば「○○ちゃん、きれいになりましたねー」など声をかけてあげるといいですね。
【おふろあがり】
- (7)赤ちゃんをしっかり支えながら、用意しておいた上がり湯をかけます。
- (8)バスタオルにくるみ、水分がたまりやすいくびれの部分も忘れずによくふきます。仕上げに綿棒で耳に入った水分をふきとりましょう
- (9)十分水分をふきとったら全身にローションをつけて、保湿してあげましょう。時間をおかずにぬってあげるとより吸収が高まります。おしりなどにトラブルがある場合は、専用のクリームなどをぬってあげましょう。
<コラム> お風呂嫌いにさせない方法
赤ちゃんは裸にすると怖がることがありますが、沐浴布で包んであげると安心します。ちょっと大きくなったら、お風呂にお気に入りのおもちゃを置いてあげてもいいですね。おうちのかたがこわごわお風呂に入れていると、赤ちゃんも怖がってしまいます。歌を歌ってあげるなど、楽しい雰囲気で入れてあげましょう。

赤ちゃんの肌は大人よりもデリケート。夏は汗をこまめにふき、冬は加湿に気をつけてあげて(湿度の高い日本海側の地方では、冬に除湿が必要なこともあります)。肌にあたるもの、肌着や洋服、布団なども刺激の強いものは避け、自然素材のやわらかいものを使いましょう。日常的に使うスキンケア製品は、赤ちゃんの肌にやさしい、薬用でパラベンなどの防腐剤を使用していない低刺激なものを用意してあげましょう。
●授乳、離乳食時
口の周りは汚れてしまいがち。ガーゼなどでふきとって、常にきれいにしてあげましょう。ふきとった後は皮脂もとれてかさつきますから、忘れずにローションで保湿してあげてください。
●おむつがえ
こまめにおむつは取り替えてあげましょう。おしりが荒れてしまったときは、その都度洗ってあげるのが効果的です。洗った後はローションで保湿し、薬用クリームもぬってあげましょう。
●お散歩
お散歩にはベビーカーで日よけをする、帽子をかぶるなど、紫外線対策を忘れずに。紫外線が強い時間に外に長時間出る場合は、ベビー用の紫外線対策クリームをつけてあげてもいいですね。

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