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赤ちゃんとのくらし

こんなときは?

がまんする … がまんの上手な教え方は?

◎「がまんしようね」がわかるのは3歳くらいから
がまんする … がまんの上手な教え方は?「いや」といったと思えば「自分でする」、機嫌のいいときは扱いやすいのに、いったんへそを曲げるとてこでも動かない。あげくの果てに泣く、わめく…。幼児期の子育てでは、誰もが経験している光景ではないでしょうか。こんなとき、親としては「このままがまんできない子になったら…」「自分のしつけかたがたりないのでは?」等々の不安を抱いてしまうものです。
1〜2歳の頃の子どもは、まだ自分の感情をコントロールできません。この年齢の子にがまんを求めるのは無理な話です。「がまんしようね」と話してわかるのは、3歳をすぎるくらいからですが、それでも難しいものです。では3歳すぎの子どもに「がまん」を教えるさい、どのような注意が必要なのでしょうか?

◎まず子どもの気持ちを受け止めて
「がまん」というのは、自分の欲求や感情をコントロールできるようになることです。たとえば、欲しいおもちゃを買ってもらえずに泣いたとしても、しばらくして「今日はだめだったなあ」とか「この間もおねだりしたから今日はいいや。また今度にしよう」などと、自分なりに気持ちをおさめることができるのが「がまんできる」ということです。
そのために大切なのは、まず子どもの気持ちを受けとめてあげること。「どうしてそんなこと言うの」としかるのではなく、お子さんの「ほしかった、やりたかった、いやだった」等の気持ちをまず受けとめて、「そうだったの、わかったよ」と言ってあげましょう。気持ちをわかってもらえると、それだけで子どもの興奮は少しずつおさまるし、自分の感情をどう扱えばいいのか、自分自身で学んでいけるのです。お子さんの要求や感情を単純に押さえつけるという方向ではなく、要求や感情自体をいったん認めてからうまく折り合っていくという方向へ導いてあげてください。

◎「この時期ってそんなもの」という気持ちで
子どもがまだ自分の感情をうまくコントロールできないのは、親にしても、頭ではわかっているものです。しかし実際に子どもがあばれたり泣いたりが続くようだと、頭ではわかっていても、なかなか冷静になれないものですね。
そんなときは「3歳くらいでがまんすることは、なかなか難しいことなんだ」「この時期ってそんなもの、でもだいじょうぶ、もう少し立てば…」という気持ちでいいのではないでしょうか。
お出かけ先でおとなしくできないようであれば、おもちゃや絵本を持参する、なぞなぞ遊びや言葉遊びをする、可能ならその場を離れるなど、飽きない工夫を色々してみてください。それでもうまくいかなくてトラブルが起きたときは、周囲の人に誠意を持って対応すればいいでしょう。そんな感じで少しずつ、お子さんの「がまんできる心」の成長に、根気よくつきあっていこうという気持ちが大切ですね。

※出典『解説版 それでいいよ だいじょうぶ』より (監修 厚生労働省、作成 (財)母子衛生研究会)


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