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赤ちゃんとのくらし

こんなときは?

いたずら … いたずらじゃなくて「探検」

◎目が離せなくなる時期
はいはい、立っちができるようになると、赤ちゃんの行動範囲はぐーんと広がります。まわりにあるものすべてがめずらしく、手あたりしだいにさわったり、なめたり、放りなげたり、好奇心が満足するまでひっきりなし…。ちょっと目を離したすきにどこにでも行ってしまうので、大人は目が離せなくなります。危険がないように、そばについて見ているだけで大変!
大切なものをこわしたり、水をこぼして部屋をよごしたり、大人の目からみれば”いたずら”と思える行動が、この頃から始まります。
いたずらじゃなくて「探検」

◎叱るべきかどうか
赤ちゃんのいたずらに対して、親が最初に悩む問題は「叱るべきかどうか」ではないでしょうか? しつけの問題として真剣に考えているご両親も多いことでしょう。
子どもはもともと好奇心のかたまりのようなもの。自分で自由に行動できるようになると、周りにあるものを何でも確かめたくなります。この行動は、乳児の発達にとってきわめて大きな意味を持っていて、専門用語では「探索活動」と呼ばれています。「未知の世界の探検」といったところでしょうか。
いたずらが成長に必要なプロセスであることがわかれば、いたずらを見る目も変わってくるでしょう。赤ちゃんの発達の芽をうまく伸ばしてあげましょう。危ないものや大切なものは、手の届かないところにしまっておき、わが子の「探検」を温かく見守ってあげてはどうでしょう。

◎危ないことを教える
赤ちゃんの身の回りに危険なものを置かないようにしても、事故は「ちょっと目を離したすきに」「ついうっかりして」というときに起こるもの。もしものときのために、人工呼吸や、心臓蘇生の基本的な知識を身につけておくと安心です。
また1歳を過ぎる頃から、「危険なこと」はある程度理解できるようになります。たとえば、ガスレンジなどをいじったときは「だめ」「いけません」を真剣な表情で伝えましょう。子どもはその気迫で、「やってはいけないこと」がわかります。大事なのは、とにかく毅然とした態度で真剣に「だめ」と伝えること。いつもの話し言葉の延長では伝わらないものです。

◎たたいたほうがいい?
子どもに注意するとき、ついたたいてしまうこともあります。子どもは言うことを聞くかもしれませんが、たたくことがしつけの名をかりた体罰になってしまうと逆効果です。 「危険なこと」「やってはいけないこと」を子どもに伝えるには、親の真剣な態度を示すことです。体ごと抱いたり、手を握ったりしながら教えるのもいいでしょう。
親が真剣に子どもに向き合えば、子は必ず理解します。そのときにたたく必要はまったくないと言えるでしょう。


※出典『解説版 それでいいよ だいじょうぶ』より (監修 厚生労働省、作成 (財)母子衛生研究会)


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