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◎「お友だち」を意識できる頃
1、2歳の頃は、周りにお友だちがいても、まだそれぞれ「自分」中心で、別々に遊んでいたりするもの。それが3歳をすぎるころになると、「お友だち」をだんだん意識できるようになります。歩いたり走ったりが上手になって、外遊びの機会も多くなると、お友だちとのふれ合いも増えてきますね。
子どもどうしのふれ合いを求めて、公園や保育施設などに出かけると、親の予期せぬ出来事がたくさん起こります。おもちゃを取ったり取られたり、砂をかけたかけられた、あちこちで泣き声があがります。子どもどうしのトラブルは、ママの大きな悩みの種ですね。
◎けんかは成長の証
子どもどうしのトラブルで多いのは、相手のおもちゃなどを取り上げてもめるケースです。でも、ちょっと考えてみてください。なぜ、おもちゃを取られてけんかになるのでしょう。それは、子どもに「これは自分のモノ」ということがわかってきた証拠なのです。「自分のモノ」と「自分以外の人のモノ」の区別がすこしずつついてくるのが2歳くらい。だから、自分のモノを取られるとパニックになるのです。
3歳くらいになると、「貸し借り」を理解できるようになってきます。「これ○○ちゃんに貸してあげるよ」と仲良くできたりしますが、まだまだ自分が欲しいのをがまんするのが難しい年頃でもあります、だからついけんかになってしまいがちですね。
このように考えると、けんかしてしまうのも、お子さんの成長の過程として必要なことだとわかります。たたかれて痛かったり、泣いたり仲直りしたり、たくさんの経験をかさねて、相手の気持ちがわかるようになるのです。
◎大人のフォローで成長をバックアップ
実際にけんかになりそうなときは、相手のお子さんを気づかったり、周りの目が気になってついすぐに止めてしまいがちです。でもそれは、「自分で物事を解決できること」や「お友だちと仲良くできること」を身につけるよいチャンスでもあるのです。
こんな場合はすぐに止めずに、ようすをしっかり見ていて、よほどの危険があったり、どちらかが泣いてしまいそうなときに飛んでいくようにしたらどうでしょう?
泣いてしまった子は、なぐさめてあげてください。自分の子どもだったら、抱きしめてあげましょう。泣かせてしまったほうの子は、よその子であれ、わが子であれ、「おもちゃが欲しかったんだね、わかったよ。今度からそう言おうね」「たたくのはいけないし、たたかなくてもこう言えばいいんだよ」というふうに、しっかり言って聞かせましょう。けんかした双方を大人がフォローしてあげることが大切です。
そうしているうちに、子どもたちもすこしずつ友だちと仲良くできたり、相手の気持ちがわかったりと、どんどん成長していけるのです。
※出典『解説版 それでいいよ だいじょうぶ』より (監修 厚生労働省、作成 (財)母子衛生研究会)
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