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プレママ(妊娠期)

妊娠中の不安相談/心配のない症状

妊娠すると、ちょっとしたからだの変調も気になるものですね。このページでは、妊婦さんが気にしがちな症状のうち、ほとんど心配することはない症状をピックアップしました。お医者さんに行くほどではないけれど、日常生活で気をつけたいポイントを説明します。

| つわり | 便秘 | 尿が近くなる | おりものが多い | かゆみ・かぶれ | おなかが張る | 腰や背中の痛み | 胸がつかえる | こむらがえり | 手がしびれる | 胸やけ | |

◎つわり

つわりの症状は、人によってかなり違いがあります。おなかのすいたときにちょっと食べ物の臭いが気になる、という程度の人から、水を飲んでも吐いてしまう、という重症の人まで、その症状はさまざまです。
たいていの人は、軽い吐き気、食べ物の好みが変わる、臭いが気になる、食欲不振などということでつわりを感じるようです。
つわりは妊娠5〜10週頃に症状が出て、16週頃にはほとんどの人がおさまります。

対策としては、
  • ・食べやすいものだけを食べる
  • ・友人などと会って気分転換をする
  • ・食事の用意がつらいときは外食する
  • ・おなかがすくと吐き気がする場合は、軽く食べられる物をいつも用意しておく
などを心がけましょう。

つわりはかなり気分に左右されるので、家にこもっていないで、楽しく過ごしてください。この時期は、まだ胎児の栄養を心配する必要はありませんから、 食べられなくても気にしないように。

◎便秘

妊娠するとホルモンが変化します。そのせいで腸の働きが弱ったり、大きくなった子宮が腸を圧迫したり、運動不足などもあって便秘がちになる人は多いようです。特に後期に便秘で悩む人はかなりあるようです。

  • ・繊維の多い野菜を食事に取り入れる
  • ・朝、牛乳や水を飲む
  • ・適度の運動をする
などを日頃から心がけましょう。がんこな便秘の場合は、医師に相談しましょう。
◎尿が近くなる

大きくなった子宮が膀胱を圧迫したり、膀胱周辺がウッ血して、尿が近くなります。尿をがまんしていると、膀胱炎や腎盂炎になりやすくなりますから、がまんしないように。妊娠末期になると、下がってきた胎児の頭が膀胱を圧迫し、頻尿になることもあります。
またおなかに力が入ると、尿が漏れることもありますが、これは筋肉の働きが鈍り、組織がやわらかくなったためですから、肛門を締めたり、排尿を途中で止めたりする練習を、機会をみつけて繰り返すとよいでしょう。

◎おりものが多い

妊娠すると分泌されるホルモンが変わりますから、どうしてもおりものは多くなります。毎日入浴し、体を清潔に保っていれば、心配することはありません。
ただ、生理的なおりものだけでなく、カンジダ膣炎やトリコモナス膣炎などになりやすいので、かゆみや痛みをともなうとき、おりものの色がふだんと全然違うときは、医師の診察を受けましょう。

◎かゆみ・かぶれ

ホルモンの分泌が変わったために、妊娠中は皮膚が敏感になり、おなかや腰のまわりがかゆくなったり、化粧品を使うとかぶれたり、小さなことが原因でジンマ疹ができるなど、ふだんはでてこない症状がでることもあります。
ホルモン分泌量の増加が関係することなのですが、あまりひどいときは医師に相談しましょう。

◎おなかが張る

立ち続けていたり、長く歩いたとき、急に温度が下がったときなどに、おなかが少しかたい感じになることがあるでしょう。こういう状態を“張る”といいますが、これは子宮が少し収縮したために起こるので、日に数回は普通のことです。
しかし、おなかの張りが強くなったり頻繁になったら、横になり、休みましょう。
30〜60分たっても、張っている状態がおさまらないときは、医師に相談しましょう。

◎腰や背中の痛み

妊娠中は、重い子宮を支えるために、いつも背骨をそらせた姿勢をとっています。そのため、背筋がいつも緊張した状態になり、腰や背中に負担がかかって痛むことがあります。
また、お産の準備のために、骨盤の骨の結合部分がゆるみ、腰痛の原因になることもあります。どちらもお産がすめば解消されます。
予防としては、ふだんから運動をして、筋肉を鍛えておくことです。妊娠中でも軽い体操を続けていれば防げます。

◎胸がつかえる

妊娠末期になると、大きくなった子宮によって胃が押し上げられます。その上、胃や腸の働きも鈍り、胃で消化して十二指腸に出ていくのに時間がかかるため、いつも胸がつかえたような感じがするのです。
食事もいっぺんに食べようとしないで、少しずつ何回かに分けて食べるとよいでしょう。栄養のバランスには気をつけて……。

◎こむらがえり

寝返りを打ったり、急に足を伸ばした瞬間、こむらがえりが起こることがあります。
妊娠中は子宮が下半身を圧迫するので、血液の流れが悪くなり、ウッ血状態になっています。そのため、こむらがえりになるとも、またカルシウム不足だと起こりやすいともいわれます。
運動不足だと起こりやすいので、軽い運動を続けることも予防になります。

◎手がしびれる

朝起きぬけなどに、指が動かしにくかったり、しびれたようになったり、感覚が鈍くなる人は多いようです。
指を開いたり閉じたりしていると治るようなら、心配はいりません。眠っている間は、血液の流れが遅くなってむくみの原因となるためでしょ う。

◎胸やけ

つわりの症状として感じる人は多いでしょう。しかし、妊娠後半期になって、胃の不快感を感じる人も少なくありません。
この胸やけは、大きくなった子宮が胃を持ち上げるために、胃が横向きになり、食べたものが胃の中に長く留まるために起こる現象です。
胃の病気ではないので、消化の良いものを少量ずつ、回数を多くして食べるようにするとラクになります。

◎痔

妊娠中は痔になりやすく出血や痛みを訴える人もいます。これは大きくなった子宮が肛門の近くの静脈を圧迫して、ウッ血が起きるためです。また、妊娠中は便秘にもなりやすく、そのためいっそう痔の症状が強くなるということもあります。

  • ・繊維の多い野菜類やヨーグルト、水分などを十分とる
  • ・適度な運動をする
などで、便秘にならないように注意することも大切です。

また、重いものを持ったり、トイレに入ったとき、早く排便をすませようとせっかちにいきんだりするのも痔にはよくありません。
出産後、半月くらいで治る場合が多いようです。



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