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赤ちゃんの育ち方

なるほど!乳幼児健診

9〜10か月健診について健診のポイントもっと健診活用!
9〜10か月健診  身体測定、聴診、視診・触診などの基本的な検査があります。合わせて、9〜10か月健診では運動発達としておすわり、はいはい、つかまり立ちを観察するとともに、歯の生え方や歯茎のチェックが加わります。ママとのやりとりやひとり遊びの様子から、心の発達や視力・聴力、小さい物を指でつまむ様子などを観察することがあります。
健診前にチェックしておくといいこと
実施状況を確認
 いま住んでいるところでの無料健診の実施状況や対象となる月齢は、各自治体によって違います。また健診でも一部負担金が必要な自治体もあります。不明なときは早めに現住所のある自治体窓口(母子保健課・子育て支援課・保健所など)に問い合わせておきましょう。

通知書を確認
 通知書は個別に郵送される場合の他、母子健康手帳と一緒に、受診票が添付された別冊の形で交付される場合もあります。早めに確認しておきましょう。

健診日と受診場所を確認
 自治体による健診の場合、決まった場所で行う集団健診と提携医療機関を選んで受診する場合などがあります。健診日と受診場所をあらかじめ確かめておきましょう。

問診票に記入
母子健康手帳の「保護者の記録」の該当ページ(9〜10か月)に目を通しておきます。問診票がある場合には事前にきちんと記入しておきます。

離乳食の進み方を整理
 離乳食の進み方について質問されることも多いので、食事日記(おっぱい・ミルク・離乳食の回数、離乳食の主な献立や量)を簡単なメモにしておきましょう。

無料健診がない場合はかかりつけの小児科医を
 自治体による健診がない場合も、乳児期後半の健診は積極的に受けたいものです。病気のときも頼れるかかりつけの小児科医を決めておいて、そこで健診を受けるのがベストです。
持ち物
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9〜10か月健診について健診のポイントもっと健診活用!
身体測定
身長、体重、頭囲、胸囲を測ります。体重の増え方は乳児期前半よりゆるやかで、個人差も目立ってきます。母子健康手帳の乳児発育曲線の範囲内なら心配はいりません。
診察
1. 聴診
基本的な診察です。聴診器を胸と背中に当てて、心臓の鼓動や肺呼吸の音を聞いて気がかりな症状がないかを調べます。

2. 視診・触診
赤ちゃんの体を目で見たり(視診)、触って(触診)、全身の状態を観察します。

大泉門(だいせんもん)はどのくらい開いているか、医師が触って確かめます。

さかさ睫毛や結膜炎などを調べたり、ペンライトやおもちゃを目で追う様子を観察して、視力の発達や斜視の有無などを観察します。

耳の中をライトで照らして耳垢がつまっていないか、ただれがないかなどを診ます。音のするほうを振り向くかなど、耳の聞こえを観察することもあります。

口の中 口の中をのぞいて異常がないかを調べます。ほとんどの赤ちゃんは歯が生えてきます。生え方や歯の本数の他、歯茎の様子などを調べます。

左右の首の脇を触ってリンパ節の腫れなどを調べます。斜頸がある場合は経過を観察します。

おなか おなかをさわってしこりの有無などを調べます。

おしり おむつかぶれの他、男の子は左右の陰嚢を触診したり、おちんちんに炎症がないか(亀頭包皮炎)などを診ます。女の子は外陰部を観察します。

先天性股関節脱臼や内反足などの異常がないかを観察します。先天性股関節脱臼の多くは乳児期前半に見つかりますが、この頃に発見することもあります。

皮膚 全身の皮膚を観察して湿疹などがないかを診ます。

発達の観察
支えなしでおすわりできるかどうか、はいはいやつかまり立ちなどの運動発達を観察します。おもちゃや周囲の働きかけへの反応などから、心の発達などを観察します。

おすわり 8〜9か月ごろになると支えなしでしっかりすわれるようになって、手や腕を動かしたり、上半身の向きを変えても倒れないようになります(パラシュート反応といいます)。

はいはい 腹ばい姿勢にすると腰を高くして四つんばい姿勢をとれるようになります。はいはいをする姿勢にはおなかをつけたままのずりばいや腰を高くした高ばいなどいろいろです。

つかまり立ち つかまり立ちをする時期には個人差があります。つかまり立ちをしない赤ちゃんでは、医師が腋の下を支えながら立たせて、足で体を支える様子などを観察します。

指の動き おすわりが安定してくると、手を自在に動かせるようになります。親指と人差し指で小さい物をつまめるようになる赤ちゃんもいます(ピンセット把握といいます)。

周囲への反応 赤ちゃんが医師やスタッフに抱かれて診察台に置かれると泣いたり、ママが赤ちゃんの視野から外れると泣いて後追いする様子などで、赤ちゃんの心の発達がみえてきます。おもちゃや周りの人への反応などを観察して、視力・聴力、精神発達を観察します。

※健診の診察項目や内容は担当医や医療機関によって多少異なります。


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9〜10か月健診について健診のポイントもっと健診活用!
ママの気持ちが楽になって、明日からの子育ての元気が出る健診の活用法

赤ちゃんのふだんの様子を率直に伝えましょう
 赤ちゃんが大泣きしてしまって、十分に観察してもらえなかったり、たとえば、ママははいはい姿勢が心配でも、健診会場にはいはいするスペースがないこともあります。そんなときに大切なのは、ママからの情報です。赤ちゃんとふだん接する中でママが感じていることを、率直に話しましょう。問診票への記入がとても大事なので、ママなりの言葉で素直に書き入れ、判断しにくいときはわからないと書くようにしましょう。

問診票はコピーして育児日記として活用しましょう
 問診票は健診時に提出しますが、コピーしておきましょう。ママが記入した内容は、赤ちゃんの成長記録といえます。6〜7か月健診時では、たとえば「両手を床についておすわりしますが、不安定です」。でも、9〜10か月の問診票には、「支えなしでおすわり。手でおもちゃを自在に操ります」とメモがあったらどうでしょう。「こんなに成長したのね」とうれしくなりませんか。また、数か月前にママがとても悩んでいた気がかりが、今はすっかり忘れていることに気づくこともあります。赤ちゃんの成長だけでなく、ママの育児力の成長を知る意味でも、育児日記として活用できるでしょう。

詳しい検査を勧められた場合は早めに受けましょう
 健診は一次スクリーニングといって、赤ちゃんの健康を広く基本的に観察する機会といっていいでしょう。また、ママが伝えた気がかりの内容によっては、健診だけでは判断できないので、精密検査や専門病院での検査を勧められることがあります。精密検査を勧められても必ずしも異常とは限りませんし、心配がある場合には早期発見と治療が赤ちゃんのためになります。できるだけ冷静に受け止め、早めに受診しましょう。また、自治体によっては、一般の乳児健診の他に「乳児精密健康診査」を無料で受けられる場合があります。確かめておくといいでしょう。

ママ自身の不安や苛立ちも素直に相談しましょう
 健診は赤ちゃんのためだけではありません。赤ちゃんを育てるママ自身が不安なく、明るく子育てができるように支援する目的もあります。なかには子育てに疲れているママもいるでしょう。発育や発達のことで不安がいっぱい、赤ちゃんの泣き声に我慢できない、パパがまったく助けてくれない、赤ちゃんをかわいいと思えないときがあるなど、ママが困っている場合は、率直に相談しましょう。ほとんどの自治体にはこんなママに手を差し伸べる「育児支援」のシステムができています。乳児健診はママがひとりで悩みを抱え込まず、助けを求める機会でもあると覚えておいてください。



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