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赤ちゃんの育ち方

巷野先生の月齢別Q&A

5〜6か月

Q1
よだれが多くてダラダラとたらしてばかりいます。
A1
果汁を飲んだり離乳食を食べるようになると、唾液の分泌が増えて、よだれがたくさん出るようになります。昔から「よだれが多い赤ちゃんは丈夫な子」と言われているくらいで、よだれが多いということは、もうものを食べられるし、食欲も旺盛な証拠ということになるでしょう。
赤ちゃんは口の中にたまったつばを飲み込むのがまだ下手なので、よだれになって出てしまうのです。口のまわりをよくふいて清潔にしてあげてください。
Q2
離乳食を思うように食べてくれません。
A2
離乳食をスタートしたばかりの頃は、たくさん食べるかどうかより、まずいろいろな味に慣れさせることが大事です。ですから、量のことはあまり気にしないで、とにかくいろいろな味に慣れさせる工夫をしてみましょう。
それとともに大事なことは、硬さです。初めはドロドロ状のそのまま飲み込めるようなものですが、その後だんだんと舌でつぶせる固さ、歯ぐきでつぶせる固さ、歯ぐきでかめる固さ、というようにしていきます。
Q3
ミルクを足し始めたいのですが、嫌がってしまいます。
A3
ずっと母乳できた赤ちゃんの中には、母乳が足りなくなってミルクを足すと、哺乳びんの乳首を嫌がって飲まない子がいます。また、ミルクの味そのものが母乳と違うので、嫌がって飲まない子もいます。このようなときは、あまり無理強いしないで、そのまま様子を見てかまいません。飲まなければ空腹になるのですから、そのうちに飲むようになるものです。
Q4
離乳食を始めたらウンチの色や硬さが変わりました。大丈夫でしょうか?
A4
お乳しか飲んでいなかったときと、いろいろな食べ物を食べるようになったときとでは、便の様子が変わるのは当然です。色もにおいも違ってくるでしょう。
離乳食の材料によっても、便の色や様子は変わります。たとえば、バナナなどは便に黒い繊維が出てきますから、お母さんはちょっとびっくりするかもしれません。ほうれんそうの裏ごしだと黒っぽい便に、トマトやにんじんだと赤い色がまじったりします。
どちらにしても、心配はありません。赤ちゃんが元気できげんがよければ、便の形状は気にしないで離乳食を続けましょう。
Q5
うつぶせでしか寝ないのですが…。
A5
寝返りをするようになると、そのままうつぶせで眠ってしまうことがあります。そうしているうちに、今度は眠くなるとうつぶせになり、仰向けでは寝なくなったりします。
けれども、自分から寝返りができるのですから、そのまま寝かせておいてかまいません。赤ちゃんにとって、それがいちばん寝やすい姿勢なのです。
Q6
「さかさまつ毛」って痛くないのですか?
A6
赤ちゃんは下まぶたに皮下脂肪がぷっくりついているために、まつ毛が内側に向いて、さかさまつ毛になりやすいのです。
大人から見ると、眼球にまつ毛が張りついて痛そうに見えますが、涙でついているのですから平気です。
目やにが出る場合はまめにふいて、汚れた手でこすらないように、してください。もし白目の部分が赤くなっていたら、結膜炎を起こしている疑いがありますから眼科へ
Q7
おしゃぶりを吸っているとごきげんです。でも、くせになるのが心配なのですが…。
A7
おしゃぶりや指しゃぶりは、不安になったり寂しくなったりしたときに、赤ちゃんが心をしずめる手段です。成長するに従って自然とやめていきますから、この頃は無理にやめさせなくてもいいでしょう。
ただ、おしゃぶりを与えておけばきげんがいいから、となんでもかんでもおしゃぶりに頼るというのも感心しません。あやしたり、抱っこしたりとスキンシップはたっぷりしてあげましょう。
Q8
手作りの離乳食を全然食べてくれません。
A8
母乳やミルクしか知らなかった赤ちゃんにとって、食べ物を飲み込むという作業は大変なことです。ママがピリピリしていると、赤ちゃんも緊張してしまいます。最初はあせらず、ゆっくり赤ちゃんの様子を見ながら進めていきましょう。
また、離乳食の固さや温度はいかがですか?赤ちゃんが無理なく飲み込めるように、ドロドロ状に なっているでしょうか。熱すぎたり、冷たかったりしていませんか
なめらかさの参考に、ベビーフードを利用してみるのもひとつの方法としておすすめです。
Q9
キーキー大きな声で叫ぶんです。これってカンの虫ですか?
A9
赤ちゃんにとっては、、自分の声もおもしろいおもちゃのひとつです。いろいろな声を出しているうちに、だんだん興奮して大きな声になるのでしょう。ただ、あまりにもキーキー叫んだり騒ぎだしたら、一緒に遊んであげて気分転換をはかるようにしましょう。
Q10
寝返りを1回したきりで、その後ありません。これって平気ですか?
A10
1回はできたのですから、またそのうちにするようになります。寝返りは要領なので、体を動かして遊んでいるうちに、何かの拍子に成功したのかもしれません。自転車乗りもはじめから上手にはできませんね。それと同じで、いろいろやっているうちに、またいつか寝返るでしょう。ときには、ママがちょっと手をかしてあげるといいですね。
巷野悟郎 先生
巷野悟郎 先生
1944年東京大学医学部卒
都立府中病院 院長、東京家政大学・聖徳大学児童学科 教授を経て
【現職】
こどもの城・小児保健クリニック 院長
日本保育園保健協議会 会長
(社)全国ベビーシッター協会 会長
【専門】
小児保健学・育児学


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