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赤ちゃんの育ち方

巷野先生の月齢別Q&A

9〜11か月

Q1
指しゃぶりが激しいんです。やめさせたほうがいいのでしょうか?
A1
自分の指を口に持っていってしゃぶるのもくせのひとつですから、気にすることはありません。だんだんと遊びが広がってくると、指を吸うより興味がよそへ向いていくので、吸う回数も少なくなっていきます。しかし、眠くなってきたりすると指を吸い、それに満足して寝入るようになります。吸うことで気持ちが落ち着くから寝やすいのです。
指しゃぶりがくせになったからといって、歯並びに影響するほどのことはありません。永久歯が生える頃には子どもも自覚するので、何かの機会に恥ずかしくてやめてしまうものです。お母さんが気にしてやめさせようとすると、かえって治りにくくしてしまいます。
Q2
赤ちゃん連れの旅行をするときの注意は?
A2
赤ちゃん連れの旅行で守ってほしいのは、まず第一に「赤ちゃん主体のゆったりとしたスケジュールを組む」ということ。車で行く場合は1時間おきぐらいに休憩をとり、買い物は混雑する場所や時間帯を避けましょう。
また、知らない土地へ行ったときは、赤ちゃんの急病に備えて、近くに病院や診療所があるかどうかをまずチェックしておきたいものです。
Q3
食べながら遊んでしまうのですが…。
A3
この頃の赤ちゃんは、発達のひとつの段階としていろいろなことに興味を持ち、食事に集中できず、遊び食べが激しくなることがあります。それに、今までのようにお母さんが口に入れてくれるものをおとなしく食べるだけでは満足できず、自分で手づかみで食べようとしたり、スプーンを持ちたがったりします。しかし、あまり遊び食べが長くなるようでしたら、片付けてかまいません。
Q4
哺乳びんがまだ離せません。
A4
1歳近くになっても、牛乳やジュースは哺乳びんでないと飲めないという赤ちゃんもいます。大人でいえば、今までお箸と茶わんで食べていたのをいきなりスプーンとフォークで食べなさいと言われたようなもので、赤ちゃんにしても簡単に切り替えができないのでしょう。あせらないで、少しずつコップの練習をしていきましょう。
巷野悟郎 先生
巷野悟郎 先生
1944年東京大学医学部卒
都立府中病院 院長、東京家政大学・聖徳大学児童学科 教授を経て
【現職】
こどもの城・小児保健クリニック 院長
日本保育園保健協議会 会長
(社)全国ベビーシッター協会 会長
【専門】
小児保健学・育児学


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